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	<title>組織活性化コンサルタント　戸敷進一オフィシャルサイト｜５S活動　限界利益　組織体質改善 &#187; 2011年からの日本</title>
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	<description>組織活性化のためのプロジェクトを立ち上げよう</description>
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		<item>
		<title>歴史の中の「今」　１</title>
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		<pubDate>Sun, 21 Aug 2011 11:15:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>戸敷 進一</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011年からの日本]]></category>

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		<description><![CDATA[不安の原因 時代の行く先が、なんとなくでも見えているときに、人はあまり悩みません。 たとえば、「道筋」が明快である時に、あまり悩まない。なぜならば、予想ができるからです。 「あのあたりで、こんなことがありそうだ････」 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
<h2><a href="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/08/DSCF9931-kabuto.jpg" rel='lytebox[%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e3%81%ae%e4%b8%ad%e3%81%ae%e3%80%8c%e4%bb%8a%e3%80%8d%e3%80%80%ef%bc%91]'><img src="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/08/DSCF9931-kabuto-250x187.jpg" title="DSCF9931 kabuto" width="250" height="187" class="alignright size-medium wp-image-1221" /></a>不安の原因</h2>
時代の行く先が、なんとなくでも見えているときに、人はあまり悩みません。<br />
たとえば、「道筋」が明快である時に、あまり悩まない。なぜならば、予想ができるからです。<br />
「あのあたりで、こんなことがありそうだ････」<br />
「こんなことが起こったらどうしようか････」<br />
道筋がおぼろげながらでも見えていれば、心の準備ができるし、何よりも具体的に備えることができます。先回りをして、いくつかの準備をしておけば、ずいぶんと心が安らぐ。同時に周りの人たちとも<span style="text-decoration: underline;">道筋を共有できるので</span>、情報が取りやすい。誰かに悩みを打ち明けることができるし、ひょっとしたらいいアドバイスやより良い方法を教えてもらえるかもしれません。<br />
そういう時は、不安は幾分でも休まります。<br />
<br />
それに対して、「先」が見えないときに、人はずいぶんと悩みます。何しろ、何が起こるか分からないのですから、準備のしようがない。それ以前に、<span style="text-decoration: underline;">他人と「不安」を共有できないので</span>、情報も共有できない。あれこれ思い悩むのだけれど、具体的な対策がなかなか打てず、目の前の仕事や追いかけてくる出来事を淡々と処理するだけ･･･｡忙しく立ち振る舞っている間は気は紛れるけれど、本当の意味での「不安」の解消へはつながらない。そして一日を終えた後、眠りにつく前、目覚めたときに、にわかに不安を覚える。<br />
「さて、どうすればいいのだろう････」<br />
「何から始めればいいのだろう･････」<br />
<br />
個人も、組織の人間も、組織を率いているトップも、大なり小なり、こうした不安に直面しています。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<h2>「嘘」をつく知識人</h2>
不安を解消すべく、さまざま情報を集めてみます。<br />
<br />
新聞を読む<br />
テレビを見る<br />
ネット情報を調べる<br />
週刊誌・月刊誌を読み漁る<br />
本を読む<br />
人の話を聞きに行く････<br />
<br />
さて、それですっきりと不安が解消されるかどうか･･･｡<br />
毎日新聞が届き、ニュースが流れます。PCの電源を入れればたちどころに日本だけではなく世界中の情報を得ることができます。本屋へ行けば、うず高くベストセラーが横置きされ、棚にはありとあらゆるジャンルの雑誌が並べられています。有名な評論家やコメンテーターたちのセミナーは活況を呈しています。<br />
にもかかわらず、一向に不安が解消されないのはなぜでしょう。<br />
どんなに本を読んだところで、情報を集めたところで、人の話を聞いたところで、心に青空が広がるわけではありません。<br />
なぜでしょう。<br />
<br />
答えは、実に簡単です。<span style="text-decoration: underline;">彼らは、「今まで」のことを話しているのであって、今からのことを話しているわけではないからです</span>。おまけに、彼らは<span style="text-decoration: underline;">誰かのために<strong>「嘘」</strong>をついています。</span><br />
<br />
分かりやすくいえば、政治家や大企業、あるいはそのことによって恩恵を受けていた利権の数々のために「嘘」をつき続けています。<br />
例えば、昨年まであれだけ声高に叫ばれていた「環境問題」は、一体どこに消えてしまったのでしょう。3.11以前に、鳴り物入りで大騒ぎしていた「電気自動車」はどこにい行ってしまったのでしょう。放射能のことも食品のことも、メディアの前面に出てきている人々は正確にものを言ってはいません。<br />
<br />
福島県における牛肉から「セシウム」が検出され、出荷停止や汚染牛の買取などが始まっていますが、こんな数字をメディアやコメンテーターは決して口にしません。<br />
</p>
<blockquote><p>福島県における家畜頭数等（福島県畜産調査より）<br />
<br />
乳用牛　　　18000頭<br />
肉用牛　　　84000頭<br />
豚　　　　 200000頭　<br />
養鶏　　  57000000羽　</p></blockquote>
<p>
牛は騒ぐけれど、豚や鶏については口をつぐんでいるのは、「利権」にからむちゃんとした理由があるからです。その理由を恐れ、誰も本当のことを言わないのです。<br />
本当のことを言ってしまえば、今までの「食品タブー」や「流通タブー」、そして補償がらみで「電力タブー」や「原発タブー」、政治家の「献金タブー」「スキャンダル」、それに関連した「外交タブー」や「医療タブー」「メディアタブー」まで一斉に噴出して手がつけられなくなってしまうのです。<br />
今は、<span style="text-decoration: underline;">公の場で本当のことを言う人はメディアから排除されてしまいます</span>。<br />
そんな馬鹿な、などと思っている人もいるかもしれませんが、以前フジテレビの「めざましテレビ」で【めざましご意見番】として登場していた「森田実」氏がどのようにしてテレビから追われたかを調べてみれば大手メディアの本質が分かるはずです。同じく、以前テレビに良く出ていたジャーナリストの「岩上安身」も東日本大震災と放射能に関する報道が原因で画面には現れなくなりました。（もちろん、お二人とも活動をやめられたわけではなく、Web上で正確な発信をしています）<br />
<br />
&nbsp;<br />
<h2>歴史的立ち位置の「過ち」</h2>
なぜ、知識人たちは的外れなことばかり言い続けているのか。<br />
どうやら、世の知識人たちは、<span style="text-decoration: underline;">頭の中にいっぱい「知識」を詰め込みすぎたために<strong>、【大局】</strong>が見えなくなっているようです</span>。<br />
<br />
数年来の「幕末」「明治維新」を取り上げたテレビ番組や、今も続く「日露戦争」を題材にした番組の影響からか、現在の日本の混乱をその時代に当てはめようとする政治家や評論家がいます。確かに、歴史に学ぶという姿勢は大切なことであり、同時に幕末から明治の終わりまでの出来事の中に、今の日本を考え直す要素は数多くあります。しかしながら、現在を「幕末・明治維新」に例えてしまうと、今の日本の姿が正確には見えてきません。<br />
少しでも「まとも」に「幕末・明治維新」を学べば、その時代に起こった「政治的な変化」が、【ブルジョア革命】であったことに気づきます。【ブルジョア革命】とは、国民の一部の読書階級が中心になって行う変革のことで、一般国民が参加したものではありません。<br />
当時の日本人の人口は約3400万人、そして<span style="text-decoration: underline;">武士はそのうちの７％</span>に過ぎませんでした。その７％の238万人の武士階級のうち、約3000人ほどの「はねっかえり」たちが、このままでは国が滅びるという過激な危機感から15年間ほど大騒ぎをして国体を変えていったのでした。その意味からすると、ほとんどの国民は変革に参加したとはいいがたく、当時の感覚からすれば「今まで、○○家の殿様が支配していたが、今度から天皇さんに殿様が代わったらしい」というのが正確な感覚でした。天領であった地域はもっと分かりやすかったでしょうか。<br />
「殿様が、徳川さんから天皇さんに代わった！」<br />
ということでした。<br />
そんなことはない。長州の「奇兵隊」は身分を乗り越えた集団だったではないか、とおっしゃる方は、「奇兵隊」の末路や「大楽 源太郎」の末路を知ってからそう語られたほうが良い。そうしたことも学ばずに、自らの内閣を「奇兵隊内閣」などとと呼んだ総理大臣の頭の中は実に知れている。ましてや「維新の会」なるものを作って騒ぎ立てる地方自治体の長の感覚もかなり疑わしい。<br />
現代の日本に「読書階級」という【ブルジョア階級】が存在しない以上、「幕末・明治維新」など何の参考にもなりません。<br />
つまり<span style="text-decoration: underline;">、「現代」という時代に対する感覚が、大きくずれているために、政治家や評論家や知識人たちは、「今」を正確に語れず、当然、「今から」を語れなくなっているのです。</span><br />
そうした連中が「書いた」「しゃべった」言葉に真実もなければ、次の時代を切り開く力もありません。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<h2>本当の「乱世」の始まり</h2>
現代を「乱世」だと語る人々はたくさんいます。新聞の広告や講演のタイトルでも「乱世」という言葉をよく見かけます。<br />
確かに、先行きが不透明で、なおかつ誰かがこれからの道筋を明確に示してくれているわけではないので、「安定期」ではなく紛れもなく「乱世」です。ましてや、「放射能」などという目には見えない恐怖が日常に忍び込み、人々の健康を脅かし続けているのですから、ますます「不安」は増大します。東北・北関東だけではなく、全国の幼い子供を持つ「母親」たちがわが子を守るために「鬼子母神」となり子供の将来のために戦っている姿はまさに「乱世」です。しかし、その「乱世」ですら、知識人たちは、正確に認識しているようには見えません。<span style="text-decoration: underline;">ぬくぬくと育ってきた<strong>「お公家さん」</strong>のような連中ですから</span>、【現実】から目をそらし、空虚な言葉だけを念仏のように唱えるだけです。<br />
<br />
もし、「現代」を日本の歴史の中の一時期に例えるとすれば、「戦国・前期」でしょうか。<br />
戦後の歴史教育は、<span style="text-decoration: underline;">日教組をはじめとする狂った「左翼思想」</span>にかぶれていたために、「歴史を平明に見る」という自然な姿勢すら失わせてきました。戦前、国外進出を図ったという理由から明治政府以来、国民的ヒーローに祭り上げていた「太閤秀吉」を、戦後礼賛するのはGHQに対して恐れ多いとばかりに、にわかに「織田信長」を戦国を代表するスターにしたために、われわれは、なんとなく「織田信長が今川義元を討った桶狭間の戦い」からを戦国時代だと考えているふしがあります。しかし、実は「戦国時代」は約100年続いているのです。「信長、秀吉、家康」などは、そのうちの後期に現れてきた武将たちです。その後期の姿だけを見て、戦国時代を想像してはなりません。<br />
<br />
おおむね、「戦国時代」は、前期、中期、後期に分けられます。<br />
<br />
前期とは、足利５代将軍・足利義教が「嘉吉の乱」で三好氏に暗殺され、「室町幕府」が権威をじわじわと落としてゆく中で、「応仁の乱」により中央政権としての体制が瓦解したあとの混乱を指します。中央政府が権威を落とすと同時に、その政治体制にぶら下がっていた地方の守護大名も力を失っていきました。<br />
何やら現代の政治風景に似ているように思うのは、戦後の長い時期を支配してきた「自民党」が勢力と人材を失い、その代わりに出てきた「民主党」に政権担当能力がなく、連動して地方自治体の長がまったく機能しなくなった姿を重ねてしまうからです。現在はかろうじて「官僚組織」が細々と機能しているので大きなほころびに至っていませんが、時代変化の速度とグローバル化をまったく考えていない、という意味からすれば、早暁立ち行かなくなるのは目に見えています。そして発生するのは<span style="text-decoration: underline;">、新しい形の「混乱」です</span>。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<h2>中央が力を失って</h2>
各地の戦国前期の資料関係を調べてみたことがあります。<br />
各地でまるで「トーナメント」が行われているように、さまざまな勢力が衝突を繰り返しています。初めて知るような氏族が、繰り返し繰り返し戦い、中期に突入しています。<br />
中期の代表者は、北条早雲や斉藤道三、今川氏、武田氏、上杉氏、山内氏、細川氏、長宗我部氏、大友氏、島津氏などでしょうか。それぞれの予選を勝ち抜き、各地で割拠するようになり、戦線が拡大します。そして国内統一に向けて、異端児・織田信長が歴史の表舞台に躍り出て、後期が始まっていきます。<br />
<br />
<span style="text-decoration: underline;">現代は<strong>「戦国前期」</strong>に似ています</span>。<br />
中央政権が力を失い、連動して同じ仕組みで動いていた地方自治体が力を失っています。<br />
さて、そのときに「伸びてくるもの」とは何でしょうか。<br />
<br />
国や時代のエネルギーを「１００」としたとき、どんな状況になったとしても「総体」は「１００」です。国や自治体がエネルギーを失ったとしたとき、その失ったエネルギーの受け手が必要になります。時代は「戦国」ではありませんから、守護大名ではありません。新しい時代の受けては、「組織」以外にありえません。それも、全国にある「中小企業」以外に新しいエネルギーを受け取れません。<br />
<br />
先日、ある業界の方と話をしているとき、その業界の「合併」が進みそうだという話になりました。そして、その吸収する相手が「大手企業」ではなく、中堅または元気のいい小企業だというのです。しばらく話を聞きながら、なるほどと考えました。<br />
<br />
確かに、現在の経営環境は厳しいものかもしれませんが、<span style="text-decoration: underline;">それを誰かが「変えてくれる」などという都合の良い話はありません</span>。待っていても、状況は一向に良くなりません。<br />
では、どうすればいいのか。<br />
これから伸びていく組織の条件は<br />
</p>
<blockquote><p>１・魅力的な経営者<br />
２・その経営者を支える機能的な幹部<br />
３・ネットワークを切り開く体質</p></blockquote>
<p>
ということになります。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<h2>「乱世」には【本質】が問われる</h2>
世の中の知識人たちが「説得力」を持たなくなったのは、現代に問われている課題が【本質】になってきたからです。<br />
<span style="text-decoration: underline;">【本質】とは、どんな意時代が変化しても変わらないもののことです</span>。<br />
人間でいえば、健康、明瞭、明確、快活、正直、前向きということであり、組織でいえば、<span style="text-decoration: underline;">風通しの良さや団結力</span>のことです。そして何よりもその<span style="text-decoration: underline;">地域や客のニーズに精通していることです</span><br />
<br />
。<br />
「本やネットの中で世の中が動いているんじゃねぇ！」<br />
という、いささか乱暴な言葉を使わせてもらいます。<br />
<br />
世の中の知識人たちは、「現場」を知りません。知っていたとしても、それは以前の「従来型」と呼ばれる、古い時代の「現場」です。そしてその時の「知識」や「経験」を切り売りしていると考えていたほうが良さそうです。<span style="text-decoration: underline;">何よりも、彼らの姿を見ていて、彼らの書いたものを読みながら<strong>「熱」を感じません。</strong></span><br />
時代を切り開いていく力には「熱」は必要です。<br />
多くの知識人と呼ばれる人々は、ジャーナリストにしろ大学教授にしろ、どこかのアナリストにしろ、テクニックに走り、知識の切り売りをする「お公家さん」のような存在です。お公家さんの話など聞いて、戦国時代は生きてはいけなかったであろうと想像します。<br />
</p>
<blockquote><p>「<span style="text-decoration: underline;">魅力的な経営者になる意思</span>はありますか？」<br />
「経営者を<span style="text-decoration: underline;">本気で支える気</span>がありますか？」<br />
「海外を含めた<span style="text-decoration: underline;">ネットワークを作れますか</span>？」</p></blockquote>
<p>
そして、もうひとつ。<br />
気に入らない「殿様」だったら<strong><span style="text-decoration: underline;">、</span></strong><span style="text-decoration: underline;"><strong>【下克上】する勇気はありますか</strong>？</span><br />
部下に向かって<br />
<strong><span style="text-decoration: underline;">「いつでも俺の首を獲りに来い！」</span></strong><br />
と啖呵が切れますか？<br />
<br />
セミナーの冒頭で話すような内容になってしまいました。<br />
しかし、あまりにも「尻込み」をして「棒立ち」している人たちが多すぎるのです。<br />
<span style="text-decoration: underline;">「熱」を感じさせない人たちが</span>多すぎるのです。<br />
<br />
「乱世」の意味を考えてみてください。<span style="text-decoration: underline;">自分を一度「戦国時代」に置いてみれば、動きのイメージが沸くかもしれません</span>。<br />
さて、「乱世」の幕は、切って落とされているのです。<br />
<br />
「組織の活性化」を本気になってやらなければならない理由です。<br />
<br />
今、この瞬間から、何をしますか？</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>「変わりたくない人々」との戦い</title>
		<link>http://tojiki.jp/column/since2011/2011_08_16_1188.html</link>
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		<pubDate>Tue, 16 Aug 2011 13:02:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>戸敷 進一</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011年からの日本]]></category>

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		<description><![CDATA[最近、若い世代と話す機会が多く、おじさんはいろいろなことを彼らから教えてもらっています。 「歴史の再認識」というものも、彼らが気づかせてくれたものです。 日本史を学ぼうとする時、歴史区分には何通りかの分け方がある。逆にい [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
<a href="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/08/P1040004.jpg" rel='lytebox[%e3%80%8c%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%82%8a%e3%81%9f%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%81%84%e4%ba%ba%e3%80%85%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%ae%e6%88%a6%e3%81%84]'><img src="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/08/P1040004-250x187.jpg" title="P1040004" width="250" height="187" class="alignright size-medium wp-image-1198" /></a>最近、若い世代と話す機会が多く、おじさんはいろいろなことを彼らから教えてもらっています。<br />
<span style="text-decoration: underline;">「歴史の再認識」</span>というものも、彼らが気づかせてくれたものです。<br />
<br />
日本史を学ぼうとする時、歴史区分には何通りかの分け方がある。逆にいえば、歴史に定説などなく、見方や角度を変えてしまえば、さまざまな考え方があるということです。<br />
<br />
たとえば、文献資料が残る時代を<span style="text-decoration: underline;">【政治中枢】</span>の場所から区分すれば、<br />
<br />
飛鳥時代<br />
奈良時代<br />
平安時代<br />
鎌倉時代<br />
室町時代<br />
安土桃山時代<br />
江戸時代<br />
<br />
という区分になり、政治的中心都市を決められない、「南北朝時代」と「戦国時代」がこれに加わる。そして現代をこの基準に合わせて表記すれば<span style="text-decoration: underline;">「東京時代」</span>となるはずなのだが、実際には近代だけは特別で天皇の在位にしたがって「明治」「大正」「昭和」「平成」と区分する。外国人が日本史を学ぶ時首をひねる部分です。もし、アメリカ合衆国と合併したりせず、あるいは中国に併合されることなく、日本という国があと数百年でも続くことがあれば、間違いなく後世の人々は現代を「東京時代」と呼ぶはずです。<br />
<br />
当然、歴史は場所だけで決まるものではなく、「文化」から区分する考え方もあります。<br />
<br />
縄文文化・弥生文化・古墳文化・飛鳥文化・白鳳文化・天平文化・弘仁貞観文化・国風文化・院政期文化・鎌倉文化・北山文化・東山文化・桃山文化・元禄文化・化政文化・明治文化・大衆文化という分け方も存在します。<br />
<br />
ごく一般的な分け方をすればこうなります。<br />
<br />
平成時代　（1989～2011現在）････22年間<br />
昭和時代　（1926～1989）････63年間<br />
大正時代　（1912～1926）････14年間<br />
明治時代　（1868～1912）････44年間　<br />
江戸時代　（1603～1868）････265年間<br />
安土桃山時代（1573～1603）････30年間<br />
室町時代　（1336～1573）････237年間<br />
（そのうちの戦国時代1493～1573）････80年間<br />
（そのうちの南北朝時代1336～1392）････56年間<br />
建武中興　（1333～1335）････2年間<br />
鎌倉時代　（1192～1333）････141年間<br />
平安時代　（794～1192）････398年間<br />
奈良時代　（710～794）････84年間<br />
飛鳥時代　（6世紀末～710）････約130年間<br />
古墳時代　（3世紀～7世紀前半）････約550年間<br />
弥生時代　（紀元前3世紀～3世紀）････約600年間<br />
縄文時代　（約12000年前～紀元前3世紀）････約9000年<br />
旧石器時代（数十万年前～約一万年前）････数十万年間<br />
<br />
日本史を漠然とではなく、こうして「峻別」してみると、意外と自分の認識があいまい模糊（もこ）としていることに気付かされる。<br />
<br />
近代・現代という時代（明治・大正・昭和・平成）は、すでに143年間、同時にわずか143年間なのです。なぜならば、鎌倉時代が141年間だったのです。<span style="text-decoration: underline;">鎌倉時代をどのように捉えるかという認識と近代・現代をどう捉えるかという時間軸は実は等しいのです。</span>そうした<strong>平明な視点に立てば</strong>、過激な「アメリカ合衆国と合併」とか「中国に併合される」という表現が無謀ではないことが判る。鎌倉期にこの国は二度、「元」という外国勢力に攻め立てられ、危急存亡の瀬戸際に立たされたことがあるのですから。<br />
<br />
華麗なる安土桃山時代など、わずか30年間に過ぎない。<br />
現代人が積極的に知ろうとしない「室町時代」は「江戸時代」の265年に匹敵する237年間なのです。<br />
そして、平安時代は約400年も続いている。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
<span style="text-decoration: underline;">「組織」の中にも【変りたくない！】と泣き叫ぶ人々がいるかもしれない</span>。変化することを怖れ、安閑とした気配の中で惰眠をむさぼりたいのです。「何でそこまでする必要があるんだ！」と叫ぶかもしれない。叫んでも構わない。しかし、近世から近代に変った「明治維新」がどのようなタイムスケジュールで動いていたかを知ってから叫ぶべきです。<br />
<br />
ペリー提督が浦賀沖に突如現れたのが1853年（嘉永6年）のことです。<br />
それから7年後の1860年（安政7年）、大老井伊直弼が桜田門で殺害され、その7年後1867年（慶応3年）に大政奉還・王政復古が行われいる。鉄道も自動車もなく、コンピュータも携帯電話もない時代に、<span style="text-decoration: underline;">わずか14年</span>で時代が変ったこと知るべきです。<br />
「組織」の幹部は、声を大にしてそのことを伝える必要がある。なぜならば、紛れもなく、今が「乱世」だからです。<br />
<br />
さて、未曾有の「災害」を受け、「放射能」という人類が立ち向かったことのない出来事を目の前にして、個人や組織は何を考えますか。政治家や経済団体や従来型メディアががすでに「役目」を終えていることに気づいていますか。組織に「変わりたくない！」と叫ぶ人々がいるとすれば、捨て置くか、切り捨てる以外に道はないのではないかと、夜中に本気で考えることがあります。<br />
そして、ニュース番組でキャスターたちが次期政権の枠組みを「増税」を前提にすべてを話そうとするとき、日本が保有する「米国債、9069億ドル（69兆円）」にまったく言及しない【馬鹿さ加減】にあきれ返ってしまいます。公務員改革もせず、官僚の天下りを許し、電波特権を活用して、いったいメディアは歴史的にどんな役目を果たそうとするのでしょうか。<br />
<br />
「変わりたくない？そうか。では出て行きたまえ！私の目の前から、消えろ！！」<br />
<br />
てめぇら、「東京時代」の意味がわかっているのかぁ！<br />
<br />
&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>緻密なる「戦略」の時代</title>
		<link>http://tojiki.jp/column/since2011/2011_05_06_577.html</link>
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		<pubDate>Fri, 06 May 2011 13:54:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>戸敷 進一</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011年からの日本]]></category>

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		<description><![CDATA[内側に向う「経済」 このところ、震災情報や編発情報に紛れて、きちんとした「経済情報」が出てきません。風評被害ならぬ「風評」に似た噂のたぐいが蔓延していて、「正確な姿」が見えてきません。各種の経済指標も、テレビや新聞の片隅 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
<h3>内側に向う「経済」</h3>
<a href="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/05/DSC02615.jpg" rel='lytebox[%e7%b7%bb%e5%af%86%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%80%8c%e6%88%a6%e7%95%a5%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%99%82%e4%bb%a3]'><img src="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/05/DSC02615-250x166.jpg" title="DSC02615" width="250" height="166" class="alignright size-medium wp-image-581" /></a>このところ、震災情報や編発情報に紛れて、きちんとした「経済情報」が出てきません。風評被害ならぬ「風評」に似た噂のたぐいが蔓延していて、「正確な姿」が見えてきません。各種の経済指標も、テレビや新聞の片隅に追い立てられ、油断をしていると見逃してしまいかねません。多くの企業では20%～30%程度の売上減が見られるようですが、地域や業種によってはそれ以上の「売上減少」に見舞われています。貿易収支も、4月上旬の数字を見る限り、2000億円近い貿易赤字を計上し、輸出の回復が遅れれば、４～６月期も貿易赤字を計上する可能性があります。<br />
本来、好調な輸出に支えられ、国内需要を伸ばしていた日本において、貿易赤字の発生は、国内需要を一気に押し下げます。<br />
おまけに、昨今のキーワードは「自粛」「節約」「ボランティア」ですから、今までの常識では推しはかれない状況を迎えているともいえます。これに、原発の「放射能拡散」が追い討ちをかけるように、国民の気持ちを冷やし続けているので、どの時点で、経済が自立傾向を持ち始めるのかは不透明です。<br />
<br />
一般的に日本は、「明治維新」以来、第2次世界大戦終了直後を除いて「拡大経済」を前提に走り続けてきました。人口が増える、という前提で社会システムの構築を行い、また給料は上がる、という前提で生活設計を行い、一次的に消費が落ち込んでも、国家がてこ入れをするという前提で企業は経営の舵取りを行っていました。しかしながら、明治維新から143年、終戦から66年を経て、そうした「前提」がことごとく成り立たなくなってきています。<br />
人口は明確に「減少」し続け、国際経済の波は「デフレ」を維持する方向に働き続け、国家財政は「危機的」状況にあって国際評価も急速に下がっています。つまり、今までの「前提」となるべき諸条件が根底から覆されているのです。現政権が、「税制」や「年金制度」「教育問題」「防衛課題」「外交政策」「原発対策」「放射能対策」など山積する多くの課題について、まったく手も足も出なくなっているのは、<strong>そうした諸条件の「前提」が覆っているにもかかわらず、問題を先送りしようとしているからに</strong>他なりません。<br />
戦後「60年目」の総理大臣は小泉でした。おそらく、その頃までしか、従来の「前提」は使えなかったはずです。その後、6年間、安倍、福田、麻生、鳩山、という総理大臣たちが短命で終わった理由は、すでに時代は変わっているにもかかわらず、以前の手法で国家経営をしようとしたからです。福田などという総理大臣が一体何をやったのかを正確に語れる人は少ないのではないでしょうか。その変化についていけなかったものは、何も政治だけではありませんでした。「相撲」や「野球」などという伝統的なエンターテインメントも凋落の憂き目を見ています。「相撲」はテレビ中継されず、プロ野球のテレビの視聴率も人気の巨人軍ですら年間10%以下となり、放映が激減しています。そして、若者達も「内向き」になり、米国への留学生は10年前の4割減少となりました。国際的な関わりもまた、変化をしているのです。<br />
<h3>内側に向う「精神」</h3>
先日、あるジャーナリストの方と話す機会がありました。<br />
「企業コンサルティングの場面で、最近の若者気質がよく分からい瞬間があるのだが、ジャーナリストとしてどのように考えますか？」<br />
と質問したところ、少し考えてこう答えてもらえました。<br />
「最近の若者たちが反応するのは、以前の若者達と違ってプライベートな方向へ傾斜をしているようだ。昔ならば、今回の震災や放射能の問題に関して、政府の不誠実な対応や情報の隠蔽を激しく糾弾し、ストやデモで対抗しようとしたのだが、最近の若い連中はまず【ボランティア】へ出かけたい、というふうに考えるようだ」<br />
なるほどと、納得したのは、29歳の航空自衛隊空士長が、職務を放棄して東北震災の復興ボランティアに参加し、処分されたというニュースを見たときでした。すでに、職業とボランティアの「区別」がつかなくなっている若者達が出現しているのでしょうか。<br />
「仕事を休んででも、東北へボランティアへ行きたい」<br />
という若者は少なくないそうです。<br />
親しい大学生にそのあたりの「気分」について尋ねると<br />
「日常で、親密な人間関係を築けていないので、災害などという分かりやすい場ならば、お互いに共感できる、という安易な思い込みがあるのではないか」<br />
という話をしてくれました。<br />
企業コンサルティングの現場で、かなりの頻度で感じる「現代若者気質」の違和感の一端を知らされたような気がしました。「組織への忠誠」よりも「自分の感性」を重視する若者たちが増えているようです。<br />
<br />
東京では、江戸時代から続いていた「三社祭（さんじゃまつり）」が、今回の震災をきっかけに中止されることとなりました。<br />
「神事を中止するとは、何事か！日本人は狂ったんじゃないのか！まさか隅田川の花火大会を中止にするようなことはないだろうな！あの花火大会は【関東大震災】で被災した市民を勇気づけるために開催されたものだ。そうした伝統をないがしろにするようなことは許せない！長い歴史の中には、いい時もあれば悪い時もある。しかし、それを乗り越えて、祭りや神事があるというのに、最近の日本人は狂ったとしか思えない！」<br />
ある企業経営者は、昨今の間違った「自粛」傾向を嘆きます。<br />
まさに、<strong>目先のムードでしか物事を捉えられず、長期的な視点を失い「内側」へ篭（こも）ってしまった政治家やマスコミの姿</strong>が見えてきます。<br />
<h3>細密な「戦略」と「情報収集」</h3>
今に始まったことではありませんが、マスコミはある時期から「正確な情報」を提供しなくなりました。実際の取材現場では、かなり突っ込んだ部分まで取材しているのですが、それが紙面や画面に登場するまでに「何重（なんじゅう）」もの<span style="text-decoration: underline;">【厳重な社内検閲】</span>を経て、無味乾燥なものに変質してゆくのだそうです。<br />
そうなると、情報の受け手であるわれわれは、流れている「情報」に関して構えなければなりません。どこまでが「事実」で、どこからが「隠されている」のか？同時に、日々の生活や業務を通して、<strong>直接感じる「皮膚感覚」</strong>が重要です。時代変化の第一歩は、政治家やマスコミが教えてくれるものではなく、自分自身や自分の所属する組織全体で「感じる」べきものです。<br />
<br />
企業経営の現場でも、個人の日常生活の場面でも、「従来型」の感覚でものを考えるわけにはいきません。<br />
<br />
<span style="text-decoration: underline;"><strong>戦略</strong>（ Strategy）とは、一般的に特定の目標を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術、科学である</span>、と定義されています。<br />
現代は「インスタント万能時代」なので、ハウツーや○○術が街中にあふれ返っています。しかし、時代変化の大きな節目の時代には、そうした手軽な方法論ではタイミングや方向を見失いかねません。<br />
問いかけなければならないものは<strong>、「緻密なる戦略」</strong>です。<br />
すでに述べたように、社会も個人の気持ちも、大きく変化しようとしています。その時に、組織をどの位置に導くのかを、真剣に考える必要があります。右肩上がりの「補助線」がない時代を生きていかなければなりません。誰かの「手助け」を当てにできない時代を生きていかなければなりません。自社の戦力や地域特性を改めて分析し直し、新しい組織のための「地図」や「図面」が必要なのです。時には「撤退戦」を含む戦略を描かなければならないかもしれません。<br />
おそらくこれからは「情報弱者」では生き残りはむつかしいかもしれません。それは、単なる「IT技術」の優劣を指しているのではなく、誰かの「情報」に躍らせられることのない「自覚」を意味しています。「緻密な戦略」のためには、「皮膚感覚」に裏付けされた「情報」が重要に鳴ります。<br />
<br />
この連休期間中、少々旅をしました。こどもの日を含んだ連休だったので、「鯉のぼり」をさまざまな地域で意識して探したのですが、見つけることができたのはほんのわずかなものでした。子供の数が減っていることと、震災によって自粛していることと、子供の誕生や成長を他者に誇ることをしなくなった家族の崩壊を感じました。2011年、初夏の風景として記憶しておきたい「皮膚感覚」でした。<br />
日本中が「内側」へ向い出した時代に、組織をどこに導くのか。個人としてどのように生きていくのか。問いかけられている「刃（やいば）」から経営者や経営幹部は眼をそらしてはなりません。</p>
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		<title>「情報鎖国」の始まり</title>
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		<pubDate>Tue, 12 Apr 2011 14:11:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>戸敷 進一</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011年からの日本]]></category>

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		<description><![CDATA[不可解な風景 お気づきだろうか。最近、ニュース番組から「海外情報」がすっかり消えてしまいました。 未曾有の大災害があったのですから、国内の話題にテーマが集中するのは仕方のないことです。被害を受けた地域では今も十万人を超え [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
<h3><a href="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/04/DSC02688.jpg" rel='lytebox[%e3%80%8c%e6%83%85%e5%a0%b1%e9%8e%96%e5%9b%bd%e3%80%8d%e3%81%ae%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8a]'><img src="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/04/DSC02688-280x186.jpg" title="DSC02688" width="280" height="186" class="alignright size-medium wp-image-406" /></a>不可解な風景</h3>
お気づきだろうか。最近、ニュース番組から「海外情報」がすっかり消えてしまいました。<br />
未曾有の大災害があったのですから、国内の話題にテーマが集中するのは仕方のないことです。被害を受けた地域では今も十万人を超える人々が避難生活を続けていますし、原子力発電所の事故は、収束の見通しがまったく見えてきません。おまけに、政府関係機関や電力会社の「説明」はあいまいで、おまけに発表の時期は遅く、おまけに不正直です。国全体に、漠然とした不安が広がり、そこにつけ込むように、流言飛語も飛び交います。<br />
その時に一番重要なことは「正確な情報」なのですが、これがまたどこにあるのかが分からない。不安が不安を呼び、人々を落ち着かなくさせています。<br />
<br />
こうした時「海外情報」は、ある程度客観的に物事を判断し、われわれの理解の手助けをしてくれるはずなのですが、これが昨今の報道からは、綺麗に消えてしまっています。散々「グローバル化」が叫ばれていたのですが、その面影は現在の日本にはありません。ある意味、江戸時代と同じように「鎖国」をしていて、世界の動きをまったく知らない本当の意味での島国になってしまったような感があります。<br />
<h3>世界の見方</h3>
くしくも、「統一地方選挙」の終了を見計らったように、福島原発被害の国際評価を「レベル７」に引き上げる、という発表がありました。国民の安全や健康に直接関わることなので、迅速な判断と発表が必要なのですが、これもまた随分と遅い発表となりました。朝から注意して、テレビやラジオの放送を気にしていたのですが、メディアは思ったより切迫感がなく、ほぼ通常と変わらぬ放送でした。<br />
そして、当然のように、海外の反応などは報道されませんでした。<br />
<br />
～米ニューヨーク・タイムズ紙（電子版）「データは現在も過小評価されていないのか。今回のレベル引き上げは、こういった点について新たな疑問を投げかけた」<br />
～韓国のハンギョレ新聞（同）「日本はチェルノブイリ原発に次ぐ事故と分かっていながら、レベルを低めに発表していたのではないかという疑惑も出ている」<br />
～台湾紙・経済日報は１２日の社説で、日本側が周辺国・地域との情報共有に積極的になるよう共同歩調で圧力をかける必要性を説いた<br />
<br />
実は、海外メディアの今回の原発に関する報道は、厳しいものがあります。特にヨーロッパは、チェルノブイリ原発の体験があるので、特に強く反応しています。しかしながら、そういう論調は、日本には届きません。<br />
すでに世界各地で、日本食品の輸入規制が行われているのですが、これもまた一般的には報道されてはいないようです。米国や香港が同原発に近い地域で生産された食品を対象に禁輸を実施していますが、新たに中国、台湾、韓国、シンガポール、オーストラリア、フィリピン、ロシアが輸入を停止するなどの規制を決めました。<br />
今回の「レベル7」の発表で、食品だけではなく、広く日本製品が敬遠されつつあるという情報も、積極的にメディアからは聞こえてきません。<br />
<h3>判断は「自分」でする！</h3>
さて、「情報」は待っているだけではやってきません。積極的に「アンテナ」を立て、時に自ら「情報発信」をしなければ、「情報」を手にすることは出来ません。そして、手に入れた「情報」も自ら「分析」「解析」しなければなりません。<br />
今日（4月12日）の政府機関の<br />
【福島第1原発から放出された放射性物質の量はチェルノブイリの1割程度】<br />
という発言のおかしさも、きちんと理解しておかなければなりません。日本の平均人口密度は343人/m2です。それに対して、ロシア（旧ソ連）の人口密度は、8人/m2です。42倍も人口密度が違うのに、「1割なのでたいしたことではない」という論調のおかしさに気付かなければなりません。当然、チェルノブイリでの被害はたいしたことはなかった、という大学教授の話も、こうした数字を頭の中に入れておかなければ、判断を間違います。<br />
<br />
日本気象学会の理事長（東京大学教授）が、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう会員に通知をしました。<br />
どういうわけか、政府は長く問題点が議論されてきたコンピュータ監視法案を閣議決定しました。<br />
朝、サイトで見かけた【都内で放射能を測定した「動画」】が、夕方すべて綺麗に削除されていました。<br />
<br />
どこにどんな「情報」があるのか。<br />
流れている「情報」の背後には、何があるのか。<br />
なぜ、こんな「情報」が出てこないのか･････｡<br />
<br />
「情報」の収集も分析も、自分の手で行わなければなりません。<br />
「情報鎖国」の時代が始まっています。</p>
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		<title>「重心移動」が始まる</title>
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		<pubDate>Fri, 01 Apr 2011 01:31:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>戸敷 進一</dc:creator>
				<category><![CDATA[2011年からの日本]]></category>

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		<description><![CDATA[「歴史」に参加する 3月11日に東日本で発生した「東北大震災」は、20日を過ぎてなお被災地の救助は思うように進まず、数十万を越える人々が避難所暮らしを続けています。震災直後に比べれば物資も多少動き始めたとは言え、復興の槌 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
<h3>「歴史」に参加する</h3>
<a href="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/03/re_DSC02580.jpg" rel='lytebox[%e3%80%8c%e9%87%8d%e5%bf%83%e7%a7%bb%e5%8b%95%e3%80%8d%e3%81%8c%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b]'><img src="http://tojiki.jp/wp-content/uploads/2011/03/re_DSC02580-280x185.jpg" title="re_DSC02580" width="280" height="185" class="alignright size-thumbnail wp-image-289" /></a>3月11日に東日本で発生した「東北大震災」は、20日を過ぎてなお被災地の救助は思うように進まず、数十万を越える人々が避難所暮らしを続けています。震災直後に比べれば物資も多少動き始めたとは言え、復興の槌音が響き渡るまでは今しばらくかかりそうです。<br />
仕事柄、今回被災した場所には何回も行きました。<br />
青森県の八戸から岩手県の久慈、宮古、釜石、大船渡にかけての三陸海岸は実に美しいところです。その美しい町々が大津波で消失してしまいました。<br />
また、仙台空港から名取市、相馬市、南相馬市への海岸線も同じように津波が襲い、風景が一変してしまいました。<br />
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆様の町々が一日も早く復興することを心より願っています。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
「歴史」の中の時間は、実は、均等ではありません。ゆっくりと流れる時期もあれば、一気にほとばしるような瞬間が幾度も続く時期もあります。<br />
「戦争」などは一番分かりやすい事柄でしょうか。日常の安全が失われ、兵士だけではなく、一般市民が生命の危機に巻き込まれ、食料などの物資が不足する状況はまさにヒートした時間の連続でしょう。<br />
そして、「災害」や「疫病の流行」もまた平常とは違う時間の流れを示します。<br />
一瞬のうちに数万人の命を奪い、一瞬のうちに家屋や財産を失い、なおかつ「原子力発電所」の事故により、放射能の影響が心配される現在の状況は、非日常の世界です。そして、その「戦争」や「災害」はまさに「歴史」の一コマであり、同時にその後の「歴史」に大きな影響を与えます。そして、それが日本国内で発生したのですから、同時代の人々は、地域や世代に関わらず大きな影響を受けます。<br />
まさに今我々は、「歴史」に立ち会っているのです。新聞やテレビを通して様々な情報を得る時に、その自覚を持つ必要があります。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<h3>「国内問題」ではない</h3>
今回の「大震災」は、極東の島国で起こったことですが、「放射能の大量放出」という3次災害(地震、津波に続く)が大きな足かせとなっています。本来ならば、全国民や国際的な援助の中で被災者の救援と復興が大々的に起こっていなければならないのですが、数万人の外国人が日本を離れ、また政府も原発問題で手一杯という状態です。<br />
被害を受けた東北地方や北関東は、首都圏のバックグランドとして重要な役割を持った地域でした。農作物だけではなく、多くの工業品の生産地であったのですが、今回の震災で部品調達が出来なくなり、国内だけではなく国際的な規模で生産に影響を与えています。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
放射能の影響もまた小さくはありません。日本の農作物は世界各国で放射線検査の対象となっていますし、日本からの輸出品もその対象です。全国の観光地では外国人のキャンセルが相次ぎ、九州のハウステンボスでは６割、由布院では９割の外国人観光客のキャンセルが出ました。<br />
何よりも、原発付近での「海水汚染」は深刻な国際不安の要因となっています。政府の発表では海水で「希釈」するので影響はない、といっていますが、海は世界につながっているので、外国も無縁ではありません。<br />
今回の出来事は、「歴史的」な出来事であると同時に、島国日本にとっては「国際的」な出来事でもあります。<br />
<h3>「重心移動」が始まる</h3>
今回の出来事は、これからどんな流れを辿るのでしょうか。そして、中小企業にとってどんな影響を与えるのでしょうか。<br />
原発の問題が現在進行中である以上、確実な予測など不可能です。しかし、こうした考え方は出来ます。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
北海道を船首、九州沖縄を船尾として日本列島を「船」に例えると、「右舷前方が破損」「操舵室近辺損傷」という状況です。そして、現在「船」は大きくバランスを欠いています。不謹慎な例えですが、前方部分が沈み込むような格好で、船尾が上昇をしています。現在、多くの日本人が抱えている「不安感」の原因は、その不意の「高低差」の中にいるということです。高さが下がったところは不意の落ち込みに、高さが上がったところは不意の上昇に驚いています。<br />
日本では、すでに放射能の影響だけではなく、「リスク分散」の見地から、多くの企業や個人が「移動」を始めようとしています。例え喫水線（きっすいせん）が下がったとしても「船」は自らバランスを取ろうとします。つまり「重心」を「移動」させようとするのです。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
昨年の暮、毎週発行しているメルマガ「南風通信」にこんな文章を書きました。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
～2010年は、21世紀になって「最初の10年間」の節目の年でした。<br />
成長や繁栄を期待された新世紀だったのですが、米国では2001年に「9.11事件」が発生し、その影響は現在の世界的な政治不安の一因ともなり、現在に引き継がれています。<br />
そして、その10年前の1991年に「ソ連崩壊」が起こり、東西冷戦の緊張が崩れたところから、新たな世界が始まり、それが「9.11」へつながっていたことを忘れてはなりません。つまり、このところの世界は、10年おきに大きな節目を迎えています。<br />
来るべき2011年は、当然そうしたサイクルの延長線上に存在しています。～<br />
【2010.12.27発行メルマガ南風通信より】<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
この文章を書いたとき、今日本で起こっていることを予想していたわけではありません。しかし、「歴史的」な「国際的」なことが２０１１年に起こり、その後の世界の「１０年間」の方向を決めるだろうという漠然とした予感がありました。<br />
今回の出来事は、世界の「エネルギー」や「原子力開発」政策に大きな影響を与え、既存の利権集団や本来の環境推進派と深刻な対立を生み出し、大きな意味からすれば２１世紀の風景にまで影響を与えます。<br />
<br />
&nbsp;<br />
<br />
これから、毎日のように事態は動きます。<br />
中国とロシアは露骨に日本の「技術」を狙っていますし、米国は今回の震災を期に、日本が「米国債」を放出しないかどうかを恐れています。<br />
目先の動きにだけ捉われるのではなく、「船」が新たなバランスを取り戻す「重心」の移動に目を配り、諸外国の動きにも注意を払いましょう。企業の規模や業種や地域を問わず、今回の出来事と無縁でいることはできません。</p>
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